【映画】【土曜プレミアム 】本能寺ホテル 感想
こんにちは、クロです。
今回は、昨日の土曜プレミアムでやっていた本能寺ホテルの感想記事です。
最近感想記事の比率多いなあ。
明日明後日も恐らく99.9とトドメの接吻の感想記事になることでしょう。
ご容赦下さい。
さて。
本題です。
ひと言で表すと、脚本もキャストの演技も素敵でした。
こうした歴史タイムリープものでは、どうしても史実を大幅にずらす訳にはいかなくなるけど、歴史にも干渉せず尚且つ信長や蘭丸とも深く接触できるとても良い落としどころだったと感じました。
信長を本能寺の変から救う物語なのかと思いきや、戦後時代へのタイムリープ、信長との邂逅を通じて繭子が成長していく様子を追うことができました。
1度タイムリープした後にすべてが終わるまで帰ってこないのではなく何度も現代と戦国時代を行来することで、恭一パパとの会話などで繭子の考え方が変わっていく構成になっているのかなとも思った。
キャストの話でいくと、綾瀬はるかさん以外あの役はきっと務まらなかっただろうなあと思います。
信長を恐れずに進言したり、蘭丸に怒られてることに気付かなかったり、家臣たちと打ち解けて「ぶりぶりぎっちょ?」で楽しそうに遊んでいたり、綾瀬さん以外にあんだけこなせる女優さんはなかなか思い付かない。
ちょっと天然気質な面もありつつまっすぐな正義感を持っている繭子のキャラクターが世間的な綾瀬はるかさんのイメージとマッチングしていたように思います。
信長や恭一パパとの会話を経て最後に自分のやりたいことに向かう姿勢の変化もすごく伝わりました。
続いて、信長を演じる堤さん。
かっこよかったですね笑
和装すごく似合ってたし、怖く見えるけど心では京の町民の安泰を願っている様子が伝わりました。
(本当の信長がどうであったかは知りませんが、あの映画の中での信長がということ。)
繭子が未来から来たことを看破するのも流石だし、写真の中の笑顔を見て逃げずに運命を受け入れた覚悟もかっこよかった。
総じてかっこいいキャラでした笑
濱田さん演じる蘭丸も、最初は濱田岳の印象から3枚目なのかなと思っていたけど、最後はしっかりかっこ良かった。
大学受験で世界史選択だった僕には、森蘭丸という人物について事前知識が少なかったけど濱田さんの森蘭丸、素敵でした。
でもせっかく蘭丸をかっこよく演じてるのに直後のCMで金ちゃんになって川栄さんといちゃいちゃしてたり、トールのCMででっかくなってたりすると、あーあーあーって感じでした笑
そして、綾瀬さん堤さん濱田さんの主要キャストの演技が素晴らしかったことはもちろん、脇を固める役者陣の演技も良かった。
恭一さんのお父さんとか、支配人の風間さんとか。
特に風間さんがすっごい好きでした。
ホテルの支配人を「天職だと思っております」と言い切って、大好きなんだろうなというのも伝わったし
「行ってらっしゃいませ」「お帰りなさいませ」
を欠かさないで、誇りを持っているんだなーと見て感じとることができました。
それでいて、わけのわからないことを言う繭子を少し鬱陶しく思ってる様にも見えて、でも最後は思わず試してみちゃったりして、お茶目なところもあるんだな、と。
最後にエレベーターに乗る役回りはきっと風間支配人しか出来ないですね笑
先日の金ローもそうですが、テレビで昔の映画を観るのはいいですねー。
狙いをつけてDVDを借りたり映画館に行ったりする訳ではなく、何の気なしに観始めたものがいいお話だったりするといい気分になる。
昔に比べていわゆる「洋画劇場」「邦画劇場」的な枠が減ってしまい、少しさびしいです。
残っている枠でも、映画ではなく二時間の特番バラエティの放送も多いし。
まあ特番バラエティも好きなんですけどね笑
来週あたり久々に映画館へ行こうかな。
観たいやつがいくつかあるし。
それでは、今日はこの辺で。
以上クロでした~
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