ドラマ 僕らは奇跡でできている 第10話感想
こんにちは、こんばんは。クロです。
高橋一生さん、榮倉奈々さん等出演ドラマ「僕らは奇跡でできている」第10話感想です。
前回記事はこちら。
happyicecream-okaeshi.hatenablog.com
最終回でした。
いい最終回でしたね。
このドラマらしい最終回。
前回あれだけ落ち込んでいた一輝が復活するまで短いなあと思ったけど、そうじゃないんだね。
単に、嫌なこと言われたから相手を嫌いになったとか、職場を辞めたとか、我慢して乗り越えたとか、そういう次元では生きていないんだった。
辛くて悲しいことも、そこだけで終わらない。
何で辛くて悲しいのかを考える。
樫野木先生と仲良くなりたかったから。
マイナスな感情で終わるのではなくて、見方を変えて、周りが思いもしない着眼点で予想外の考え方をする。
そんな一耀の留まることを知らない好奇心が、周りの人にもどんどん影響を与えていった。
以前はただただ学校に通っていただけの学生たちは、色んなことを考えて、将来のことを考えて。
実家のこんにゃくを恥じていた新庄くんも、顔出してこんにゃくの魅力を語るようになった。
全部一人で抱え込んでいた育実は、やらない理由を探すのではなくてやってみることを考え、周りを頼るようになって。
もう周りを下に見てしまうウサギではないね。
自分を卑下することしか出来なかったまさやも、ダメだと考えるのではなくて、俺ってすごいじゃんと考えられるようになった。
樫野木先生も、自分のことを見直して、フィールドワークをもう一度やって、結婚指輪と決別して。
虹一くんのお母さんは、虹一くんのことをしっかり見ることができるようになって、テストの点数が悪くても良いところを見つけられるようになった。
山田さんは、ずーっと心に押し隠していた秘密を明かして、一輝と本当の親子になって。
ここまでずっと名前しか出てこなかったオオカワラさん。
元々そんな人は存在しなかったんですね。
山田さんが一輝のために生み出した架空の人。
一輝はそれも知っていたんですね。
もちろん彼らの変化は一輝だけの影響ではなくて、周りの人たちの、色んな人たちの言動によって変わった。
一輝自身も、一人だけだった自分の光を広げていって、周りを光に入れたら嫌なことも入ってきて。
それでも、嫌なことも引っ括めて自分の光に入れて、無限大にして、宇宙をものみこむ。
一輝は奇跡でできていて、周りのもの全てでできていて、周りの人も、一輝を含めた周りのもの全てでできている。
素敵なドラマでした。
それでは今回はこの辺で。
以上クロでした~