10年前僕への手紙
こんにちはー!
タクです。
今日は休み!束の間の平和を過ごします。
今日はニートの友だちと遊びます!
持つべきものはニートの友だち。
常に暇である彼は愛しの存在ですね。
僕ももなりた〜い。
閑話休題。
今回は10年前の僕に手紙を書こうと思います。
電子上ではありますが、もしこの手紙が届けばきっと彼は成功を収め、今の僕に何かしらを恩恵を与えてくれるでしょう。
映画のような話を実現しようとする試みです。
※この手紙は割と本気で書こうと思うので、素の自分に戻って記します。
僕だったり敬語だったりの一部箇所が普段とは違うことがありますが、素のタクが見れるということでご了承ください。
それではいってみまーーっしょうっ(ミライアカリ風)
拝啓 13の俺へ
おはよう こんにちは こんばんは。
どの時間帯に読んでいるか分からないので、一通り挨拶してみた。
元気か?13歳の今頃だと期末試験あたりかな?
君がテストでひいひい言っているところ申し訳ないが、俺は仕事でひいひい言っている。
君が頑張って勉強した結果、俺は何故か接客業に従事してて、いつもいらっしゃいませと連呼し、人間関係に振り回され、休みの少ない日々を歩んでいるよ。
君はもっと勉強を頑張るべきだ。国語は本読んでれば特に頑張って勉強しなくてもいい。言われなくてもしてないだろうけど。
社会は今まで通りやってればなんとかなる。
英語は今めちゃくちゃ簡単な時期だから、せめて80点はとるようにしてくれ。
前期で偏差値3.6とったようだが、同じようなことは二度と起こらないように注意すること。
まあ文系の教科はいいんだ別に。1年勉強すれば巻き返せるから。
重要なのは理系科目。数学と理科だ。
君は小学生の頃から理系科目は出来なかったとドヤ顔で語っていたけど、何の自慢にもならんからな。どんな進路をとるにせよ、理系科目は重要だ。今の簡単なうちに慣れておいてくれ。
…ごめん本当はこんな説教臭い話をするつもりじゃなかったんだ。でも俺と同じで怠け者の君は未来からこんな手紙が来なくちゃやる気を出さないと思ってね。
もう二つ説教臭いことを言うけど、我慢して聞いてくれ。出来れば聞くだけでなく行動もしてくれ。
説教臭いことの二つ目は君が今思う将来のことについてだ。君は行動力があるとはいえないが、想像力と野望があるはず。芸能人といちゃいちゃするとか、作家になってうはうはするとか、働かないでぐーたら生活するとかそんな感じのこと。
君は俺に似て夢見がちなのに変にリアリストのところもあるから、半ば諦めて何もやらずに趣味程度にそういったことに向けちょっと行動を起こしてるくらいだけど、今君は無限の可能性を秘めている。ぶっちゃけ勉強が出来なくてもいいから、夢に向かってもっと努力をして欲しい。
今俺は君のやろうと思っていることを君と同じテニス部でジグザグマと呼ばれた男と共に少しずつだが実行している。
けど、仕事をやりながら夢を追うのは正直時間がかかり過ぎる。
夢を追いかけるのであればなるべく若い方がいい。頼んだぞ。
そして三つ目の説教臭いことだが、これはもう分かるよな…?えっ?分からない?分かれよ…。
お前の好きな子についてだ!
正直に言う!情けなくて本当申し訳ないことだが、俺は今まで彼女というものがいたことがない!
ごめんな。泣きそうなところ申し訳ないんだが、君が今好きな人やこれから好きになる人はレベルが高すぎるんだ。付き合うどころか話すことすらほぼままならない。
君が中学に入った頃がモテ期で後は緩やかに下降線を辿り、今では誰も君を好きと思う人はいない。(恋愛的な意味で。)
だから君には本当頑張ってほしい。
君に有益な情報をいくつか提示する。そこでチャンスをものにしてくれ。
まず君が外面で恋愛的に足りないところだ。
ファッションセンスと髪型と眉を注意すべし。
君はまだお母さんに服を買ってもらってるだろうが、正直ださい。体操服についてもそうだ。
もっとおしゃれに興味をもつこと。君が女の子の服装を気にしてるように女の子も君の服装を気にしてる。モテたいのなら自分で自分のファッションを決めなさい。
次に髪型。
君は今の髪型がこの世で1番似合ってると自負しているところがあるけど、それは間違いだ。
さらに君はワックスをつけたら将来絶対禿げると思っているようだが、我々の家系で代々禿げはいないから気にするな。
髪型がかっこよければイケメンとは限らないが、イケメンは髪型がかっこ良いぞ!
次に眉。君は自分のことを相当のイケメンと思っている節があるが、まあ普通の顔だ。塩顔だ。そんな君は眉が太いところがある。
眉毛を整えることを覚えなさい。
上記のことを実践すれば君はまあまあモテる見た目になるはずだ。君が思うように素材は悪くないと俺も思う。
次に内面的な話をする。
君は奥手すぎる。人間関係というかコミュ力というかそんなところをめちゃくちゃ気にしているようだが、気にしすぎだ。
君は君が思っているより素朴だが面白い。シュールで素敵なボーイだ。滑ることももちろんあるが自信を持って女の子と話したまえ。
そしていけると思わなくても告白しなさい。振られたから始まる恋愛というのがこの世にはあるらしい。
君はまだ読んでないだろうが、HUNTER×HUNTERというバトル漫画で死後に強まる念という描写がある。
つまり、そういうことだ。当たって砕けまくってくれ!そのうち上手くいく。
君のことを好きだという人は中高時代にちらほら現れる。彼女らは君に興味があるのに、君は友人から借りた結界師を読んで全部不意にしてる。そこは気をつけないといけないぞ!
正直中高時代に彼女出来ないともう希望がない。
君の中高では可愛い子が多すぎてそれ以降君の女子に求めるハードルが凄まじいことになっている。だからなんとか学生のうちに制服デートをしてくれ。
説教臭い話ばかりでごめんな。だが後悔ばかりの人生。しょうがないんだ。
けど、楽しかったことも沢山ある。自慢じゃないが長い付き合いの友人が沢山いるし、それなりにいろんなことができるようになった。女の子ともまあ話せるようになりつつある。
思ったほどではないが、それなりの未来は普通に過ごしててもやってくる。
だが、君がより人生を楽しみたいのならまだまだ行動できるはずだ。
どうか、あぁどうか少しだけでもいい、俺を救ってくれ!頼んだぞ!
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いかがでしたでしょうか。過去への自分に手紙を書こうとしても中々上手くいきませんね。
もっと感動的なことが書けたらと思いましたが、必死こいて書いたので中々そうもいかず…
次はもっと良い文を書いて何かしらの恩恵を得られるようにしたいと思います!
アンジェラアキ越えを目指します!
そんな感じで今回はおひらき!
それでは次回の記事もお楽しみに!あでゅーす!