いつくるんだ週休3日の社会
週に2日休みは多いか否か。
正直少ないと思う。
ここに祝日が加わるとどうだろう。
それでも少ないと思う。
年末年始やお盆を加えたらどうか。
十分な気もするが、なんか物足りない。
それに加えて有給を20日付与したらどうか。
多分ぎりぎり物足りるくらい。
そんな感覚で生きている。
そんな感覚で生きてきた。
慣れというのは恐ろしい。
良くも悪くも慣れてしまうとそこから何か変革を起こそうという気がなくなる。
学生時代は土日祝日休みで春、夏、冬と長期休みがあり、文化祭や体育祭、遠足や修学旅行などの行事があった。
その時代がかれこれ15年間ほど続いた。
8時40分ごろからホームルームが開かれ、15時40分頃には終業する学校生活に慣れきってしまった。
そんな日々を過ごした我々が、社会に出た途端、急に休みが減り、定時が伸び、あろうことか定時以外の時間帯も働き、休日も駆り出されてるのである。
辛くないわけがない。
学生のように休んでいたら社会は回らないと人はいうが、サービス業において日本はアメリカの半分ほどしか労働生産性がないらしい。
回らないのではなく、回す仕組みが出来ていないだけだ。
日本人は勤勉だとよく言うが、そうでもないと思う。
周りを見ればやっているふりをしたり、自分に不利益が少しでもあればすぐに被害者意識をもったり、予定を無駄に詰めたりしているだけ。
勤勉なのではなく勤勉そうに見えるだけな気がする。
勤勉だとしても勤勉のベクトルがおかしい。
おかしいと思ううちに、おかしいのに慣れる前に、何か変革が起こせたらなと思う。
日本社会を〜なんて大きなことは言わない。
自分だけでも、自分の周りだけでも変えていきたい。