【アニメ・漫画】働かないふたりのOLの話が好き
働かないふたりという漫画がある。
働かない兄妹の話だ。
その中に眼鏡をかけたOLが出てくる。
本が好きで、いつも静かな女性で、働かない兄妹の父の部下だ。
眼鏡をかけたOLはよく、働かない兄妹の兄と付き合ってはどうだろうかと働かない兄妹の父に勧められる。
OLはその働かない兄妹の兄がニートだということを知っている。
もちろんニートと付き合うことは考えてないと断る。
でもあまりにも働かない兄妹の父が勧めてくるものだから、働かない兄妹の兄に一度会うことにした。
働かない兄妹の兄はOLが以前通いつめていた長い廊下の古本屋の店員だった。
本の妖怪と影で呼んでいたその働かない兄妹の兄に久しぶりに会って懐かしさを感じたOLは働かない兄妹の兄と話すようになる。
OLは本を読むだけでなく、本を書くことも好きだった。
働かない兄妹の兄も本を読むのが好きで、小遣いが欲しいからと漫画の賞レースに投稿し、奨励賞を手に入れていた。
OLは働かない兄妹の兄に、自分が原作を書くから絵を描いて欲しい、一緒同人誌を作らないかと提案した。
働かない兄妹の兄は二つ返事で承諾した。
働かない兄妹の兄がどんなものを描くのか分からないからまずはお互いの書いたものを見せ合おうとOLは言った。
働かない兄妹の兄はまたも二つ返事で承諾した。
OLは働かない兄妹の兄の過去作を読んだ。
読み終わったあと働かない兄妹の兄に自分の過去作を読んでもらおうとした。
しかし、OLは働かない兄妹の兄の書いた作品があまりにもよくできた作品だったので、自分の過去作を見せるのが急に恥ずかしくなってしまった。
そして働かない兄妹の兄に先の話をなかったことにして欲しいと言った。
働かない兄妹の兄はこれもまた二つ返事で承諾した。
OLは働かない兄妹の兄に追いつけるように頑張ると働かない兄妹の兄に告げた。
働かない兄妹の兄は次はもっと高みで会いましょうとOLの告白に応えた。
そしてOLは会社を辞め、一人執筆の日々を送るようになる。
OLは最初はとても気合が入っていたが、徐々に何を書けばいいのか、何が面白いのかが分からなくなっていった。
会社を辞めたことで、寂しさを感じるようにもなった。
なんともいえない気持ちのまま日々を過ごしていると、OLは働かない兄妹の兄に再び遭遇した。
働かない兄妹の兄に次会うときは高みでと約束したのにどうしようもない自分のまま再会したOLはその場から逃げ出そうとするが、働かない兄妹の兄はOLの様子をみて彼女を引き止めた。
OLはあの時の約束はそんなに軽いものだったの?と働かない兄妹の兄にきいた。
働かない兄妹の兄は軽い軽いと答えた。
OLは働かない兄妹の兄にとって約束はそんなに軽いものだったのかと気落ちし、逃げ出そうとした。
働かない兄妹の兄はそんなOLに対し、大事なのは書くことです、それ以外のことなんて軽いですよと言った。
OLは働かない兄妹の兄のその言葉に心打たれ、納得をし、今度は自分のペースでゆっくり焦らずに自分の小説を書こうと決めた。
その後OLがどうなったのか、働かない兄妹の兄との関係に変化があったのかはまだ最新刊では描かれていない。
元々働かない兄妹が主人公なので、OLの話はあまり描かれないのだ。
でも僕はこのOLと働かない兄妹の兄との関係性や生き方に憧れを持っている。
自分の好きなことをして、挑んで、悩む、そんな日々に憧れている。
僕がフリーランスを目指すのは、もちろん楽したいからってのがあるけれど、それだけではない。
やりたいことをやるために、やりたいことに挑むために、やりたいことで悩むために、フリーランスになりたいなって思う。
現実との兼ね合いでそう簡単にはいかないけれど、早くそんな人生を歩めたらなぁって思う。