ハッピーアイスクリーム~自由を望む2人の民~

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【アニメ・漫画】アニメ版君の膵臓をたべたいが公開するので、原作を読んだタクがなぜ感動するのかネタバレなしで語っちゃいます!

 

 

こんにちは! タクです!

 

 

ここしばらくは夜勤生活。

 

 

本来社員は夜勤に入ってしまうと研修などの急用が入ってしまった際代わりがいなくなってしまうのであまり良くないのですが、なんだか夜勤の時間帯はみんな毛嫌いをし人が集まらず、

 

 

タクは今日も今日とて昼夜逆転ネムネムイなのであった。

 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

はいっ!ということで、今回の君の膵臓をたべたいについて語っていきたいと思います!

 

 

 

この作品に皆さんは最初こんな印象を受けたのではないでしょうか。

 

 

 

「タイトル気味悪ない??」

 

 

 

僕もそう思いました。

 

 

 

きをてらいすぎてるなぁって引いた目で見てました。

 

 

最近はやたらとタイトルが長い作品が多く、タイトルさえ目につけば買ってもらえるだろ的なのが流行りで辟易としてます。

 

 

君の膵臓をたべたいもその類だろと思い、僕は何度も流れる実写版のCMをぼーっと眺めてました。

 

 

実写版の映画のCMはラストきっとこのタイトルに涙すると煽り文句を謳ってました。

 

 

 

なんのこっちゃそんなわけあらへんがなと思いながら、僕は軽く批判したろ精神で原作を読みました。

 

 

 

 

結果…

 

 

 

 

めっちゃ泣きました。

 

 

 

今まで本で泣くなんてあんまりなかったので、えっ、嘘やんってなったのですが、もう涙が止まりませんでした。

 

 

 

その日の仕事はもう君の膵臓をたべたいで頭がいっぱいでした。

 

 

 

確かにこれはタイトルに涙する作品だなぁって思いました。

 

 

 

少し前に君の名はという映画が流行りました。

 

 

 

あの作品もタイトルにストーリーが繋がっていきましたが、タイトルに意味を持たせるために、ストーリーを紡いでいくのは中々に難しいことだと思います。

 

 

 

タイトルにつられ過ぎて、物語が安易になりがちだからです。

 

 

 

前の記事で漫才とコントの作り方の違いで、相方が漫才はテーマがあって中身を作り上げていくのに対し、コントは言いたいことややりたいネタがあってそれを実現しやすいテーマを選んでいくと話していた、そんな話をしたと思います。

 

 

君の膵臓をたべたいや君の名はこの二つでいうと漫才に近い形なのかなと思います。

 

 

 

もちろん先にタイトルを決めてというよりは、物語を進めていくうちにタイトルが浮かび、浮かんだタイトルに今度は物語を寄せていくスタイルだったとは思いますが、なんにせよなんでこのタイトルにしたのかが分かるような話の作り方をするとまとまりの良い話が出来上がります。

 

 

 

君の膵臓をたべたいのすごいところはこのタイトルの意味を知ることが物語のクライマックスに直結するってところだと思います。

 

 

 

ヒロインの女の子は膵臓の病で死ぬことが分かっていて、主人公もヒロインの女の子が病気で死ぬことを知っていて、物語はヒロインの女の子の葬式から始まるため、読み始めた時点では、病気もののお涙頂戴なストーリーだと誰もが思うと思います。

 

 

それでもあの奇妙なタイトルの理由を知ろうと読者はページをめくっていくと思うのですが、起承転結でいう転の部分にえっと衝撃を受け、そこから怒涛のストーリー展開に涙が止まらなくなるのです。

 

 

 

主人公やヒロインの内的世界観が繋がった時、あのタイトルの意味を知る、そんな感じ。

 

 

 

現代社会は身近に大きな出来事がめまぐるしく起こるというよりは、一人一人の人間の内的世界の変化がめまぐるしく起こる時代なのかなって思います。

 

 

大きな世界に小さな世界があるのではなく、小さな世界がいくつも合わさって大きな世界を形作る、そんな社会なんじゃないかなと思います。

 

 

 

そうした現代社会において人と繋がることは昔のそれとは意味合いが大きく違っているんじゃないかなと思います。

 

 

 

君の膵臓をたべたいはそんな現代社会を素敵に、切なく描いた作品となってます。

 

 

 

ヒロインの女の子と主人公がなぜ惹かれあったのか、ラスト、このタイトルに涙します…!

 

 

 

話のまとまりが段々となくなってきたので、感想はここら辺で。

 

 

 

気になった方は来月9月1日から上映する、アニメ映画君の膵臓をたべたいをぜひご覧ください!

 

 

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