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舞台 「漫画みたいにいかない。 第2巻」 感想

 

こんにちは、こんばんは。クロです。

 


今回は、観てきた舞台の感想を!!

 


作品はこちら!!

 

 

 

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じゃーん!!!

 


「漫画みたいにいかない。 第2巻

ほとんどの大人は、トラブルを解決する為にトラブルを起こす。」

 

え?


知らないって??


そっか、、そういう方もいらっしゃいますよね。


では、まず「漫画みたいにいかない。」についての説明を!!

 

 

この舞台は、第2巻というところからお分かりかと思いますが、続編です。


キングオブコント2009王者東京03(伝説の953点・角田晃広 談)


× 山下健二郎さん(三代目J Soul Brothers)


× 王様のブランチ等で人気の出ている女優、モデルの山本舞香さん


という超絶異色のメンバーに、「第3のバナナマン」の異名を持つ放送作家のオークラさんが加わって脚本を書いた謎のユニットです。


2017年にhuluで連続ドラマの企画としてスタートし、好評により日本テレビの深夜帯で地上波でも放送。


昨年の春には舞台化もされた、という訳です。


で、今作はその続編ということです。


それぞれのファンの垣根を越えて、皆が楽しめる超絶エンターテイメントになっているという訳です。


因みに、昨年の第1巻の感想はこちら。

 

 

happyicecream-okaeshi.hatenablog.com

 

 

といったところでそろそろ本編!


一応大千秋楽まで終わっているので、ネタバレを含みます。ご注意下さい!


いや~。


やっぱりめちゃくちゃ面白いね。


まずテンポが良いよね。


二時間の舞台で本編の暗転が1度もないってのは観客の集中を離さないためにも有効なんだろうね。


一難去る前に一難やって来て、の繰り返しで色んなところで色んなことが起こって、忘れた頃に伏線が回収されてって感じで終始楽しめました。


コメディーが好きな僕にとっては結構ドストライクな作品なんですよね。

 

 

そして、オークラさんの作るコントの特徴でもあるけど、ただただボケを散りばめて笑いを取るだけでなく、メッセージ性が込められているんだよね。


しかも、メッセージ性がとは言いつつも説教臭くはなくて、本筋の肝のところに併せて登場人物たちが語っているから、観ていての不快感もない。


アンジャッシュさんの二人のすれ違いコントでも作るのめちゃくちゃ大変そうなんだから、あの人数で二時間の芝居で起承転結つけながら、上手くすれ違いを作りながら、乗せたいメッセージも込めながら、そして大前提として面白い話にしながらまとめちゃうんだからオークラさんはすごい。


飯塚さんも言ってたけど、ほんと天才なんですよね。


見た目とのギャップがすごい笑

 

 

後は、当然その脚本を面白く演じるキャスト陣も最高。


さっきまでボケてツッコんで、ってやってた人たちが真面目パートには切り替えて真面目に喋っているんだから演技力がすごい。

 

飯塚さんは相変わらず抜群の判断力とアドリブ力。


舞台にいるだけで、演出側からしたら安心感が全然違うんだろうなあ。

 

角田さんは相変わらずコメディアン。世紀のコメディアン。喜劇王
台本では何の変鉄もない1文だと思われるひと言・ひと動作が、彼の手にかかると笑いにかわる。


ライブビューイングの回では驚異のトチり率を誇りますが、大千秋楽では目立ったミスはなかった様に思います。
あまがみっぽいものこそありましたが。
最近サ行苦手になってきている?

 

豊本さんは、個人的に一番良かったと思う。


相変わらずセリフ量としては恐らく一番少ないし、物語の展開に直結するような役割も今回はなかったと思うけど、別の人物たちの会話に所々で足される豊本さんの一言が個人的にツボだったりした。


元の台本からのものなのか、稽古中に足されていったものなのか、本番中に咄嗟のアドリブで加わったものなのか、詳細はわからないけど好みでした。


今回の、るみちゃんの真似をした「どうしてそんなこと言うの~」みたいなやつは最後の挨拶でもやってたしアドリブかな?


数週後の定例会議(東京03のアプリ内のラジオ)で手柄話してくれることを楽しみにしとこ。

 

山下健二郎さんと山本舞香さん。
飯塚さんも最後の挨拶で言ってたけど、この二人はすっかり馴染みのメンバーって感じでした。


飯塚さんは完全に二人の活かし方をわかってるし、二人も面白いことやってめちゃくちゃウケてる。


前回に比べ、山下健二郎さんファンと思われる方々も、山下健二郎さんがやったおかしなことやキレキレのダンスは普通以上に盛り上がるのは当然として
03や他のキャストがやっていることをちゃんと観ているし笑っているし、ファン同士の相互理解も進んでいるようで、「漫画みたいにいかない。」という作品自体が愛されているようで何だか良かったです笑


僕は漫画みたいにいかない。でこの二人のことを知ったけど、今では他で見かけた時も応援しています。

 

ゲストの相島一之さん、上杉柊平さん、志保さん。


三者三様の良いキャラでしたね。


個人的には相島一之のキャラが好きだった。
実はお金を返して欲しいけど周りからの目を気にして言えず色々取り繕いながら結局戻って来ちゃう、っていう設定は丸々1本コントできそうと思った笑


2月の東京公演は志保さんの代わりにももクロ玉井詩織さん、欅坂の菅井友香さんがゲストになっている回もあって、そっちも観たかったなあ。
DVDの得点映像とかであるかな?

 

 

それからちょっと思ったのは、やっぱり舞台はいいな~ってこと。


皆が思い思いに付け加えながら、その場の空気と互いの考えを感じ取りながら、どうしたら面白くなるかを判断しているって感じ。


舞台上手のドア付近で色々と事故が起こっていましたが、ああいうのも笑いに変えちゃう感じ。


役者の素が出ると醒めちゃうって人もいると思うし、僕も他のお芝居観てたら同じように考えること多いけど、この作品はそんなに気にならないんだよなあ。


たぶん、東京03が役者ではなく幹の部分からお笑い芸人で、ハプニングが起きたときに、「鳥飼だったらどうするか」ではなく「この場をどう面白く収めるか」って飯塚さんが考えているだろうなあということがわかるからかな。


ちょっとワケわからない話をしてしまった笑


とにかく、規定路線通りを走るのではなくて、現場のスタッフ含めた全員で観客に届けているんだっていう雰囲気とっても好きなんです。


ドラマでも主題歌として使われていた雨のパレードさんのエンディングと共にスタッフロールが流れるのを観て、自然に涙がこぼれちゃった笑

 


総じて、おまけのダンスも含めて幸せな2時間でした。
わざわざ神戸まで行った甲斐がありました。


4月からはドラマ第2弾「遊戯みたいにいかない。」も控えていますが、恐らく僕の今住んでるところだと映らないんだよなあ。


huluかdTVも検討するかな。


まあ、それは別として、来年も第3巻があることを楽しみにしています。


それでは、今回はこの辺で。

以上クロでした~