ドラマ 僕らは奇跡でできている 第9話感想
こんにちは、こんばんは。クロです。
高橋一生さん、榮倉奈々さん等出演ドラマ「僕らは奇跡でできている」第9話感想です。
前回記事はこちら。
happyicecream-okaeshi.hatenablog.com
久々に恋愛パート。
と思って観ていたけど、やっぱり恋愛ドラマではないなあという印象。
構図としては一輝・育実の恋模様、青山さんを含めた三角関係なのだけれど、なんかそうじゃないんですよね。
この恋愛模様を通じて一輝が「目に見えない人の気持ちを言語化した人はすごい」と思うところにスポットが当たっているというか。
だから、最終的に誰と誰をくっつけようとかこの別れのシーンを山場にしようとかそうしたものがなくて、全くどろどろした感じにならなかったのかな、と。
一輝が育実のことを「面白い」と表現したのはまさにそういうことなのかなと個人的には思った。
ファニーって意味じゃなくて、一輝が言葉で話していた意味だけを拾っていくとむしろ恋愛感情にも近いのかもしれないけど、「好き」ではなくて「面白い」になるのは一輝らしいし、このドラマらしい。
育実にメラメラ対抗心燃やしていた青山さんが、興味ありませんと一輝に言われてあっさりやるだけやったって収まるのも青山さんらしい。
物怖じせず告白して、フラれてもぐちぐち引き摺らずさっと諦めて、すごい人だなー。
一輝はすごく人たらしなんだよね。
正直に思ったことしか言わないから敵ばっかり作りそうなのに、まわりの人は自然と一輝を好きになる。
そんな恋愛チックなパートから一気に雰囲気を変えたのは樫野木先生。
樫野木先生大爆発。
今までで一番の見せ場がこの終盤で回ってきて、恐らく多くの視聴者が感情移入したのではないでしょうか。
堅実に生きて、家族のために自分のやりたいことや夢は捨てて、現実だけを追って。
でも、皆が憧れるのは一輝のような人たらしで、脱サラして自転車屋をやるような人であって。
自由に生きる一輝のような人に腹が立って、一輝のようになれない自分にも腹が立って。
要潤さんの「動」な感情の爆発すごかった。
一方、鮫島教授もすごかった。
大爆発した樫野木先生をなだめるのかと思ったら、あれは真逆で「静」感情表現で、温厚な鮫島教授は少しこわかった。真の狙いは何かな?
ハゲタカの時の飯島常務からの振れ幅がすごくて、小林薫さんもすごいわ~
いよいよ次で最後。
樫野木先生の言葉を受け一輝が何を考えるのか、鮫島先生の言葉を受け樫野木先がどう変化するのか。
あとは、沼袋先生関連にももっと触れてもらわないと笑
昆虫ユーチューバー?笑 ってなに笑
前回から明らかにシーン構成カメラ割りが狙ったもの多かったからね。声もよく聞けば児嶋さんだし。
今期指折りのお気に入りが終わってしまうのは感傷的だけど、最終回楽しみです。
それでは今回はこの辺で。
以上クロでした~