あんまりみてはいないけど、M-1について語っていくぅ
昨年のM-1
おれは友だちのK君もY君と遊んでいたからあんまりみてない。
今年からかは分からないけどM-1の公式がYouTubeに動画出していたのでそれだけちらっとみていた。
優勝はマヂカルラブリー。
前回でたM-1で上沼さんに酷評されたのを振りに使ったおかけか流れにのって優勝した感じがする。
他の漫才師の漫才はあんまり見てない。
見取り図とおいでこやすこがとオズワルドあたりはみた。
全体像がどうとかは知らないが、マヂカルラブリーの漫才が本当に漫才だったかどうかの議論と今年のM-1は昨年に比べてレベルが低いのではないかな議論は良く目にしているので、漫才についてみんなが色々意見を言う大会だったんだなぁとぼんやり思った。
最近、ネットのせいか、SNSのせいか、コロナで暇なせいか、同じ動画を繰り返し見て、それに関連した動画も繰り返しみて、コンテンツの消費スピードがめちゃくちゃ速くなっている。
だから素人でも大分色んな芸人のネタを見るようになって、自然と玄人だと錯覚する人が増えた。
その錯覚も結構錯覚だと馬鹿にできなくて、その錯覚をブログにあげれば一評論家の意見と同じになるし、その錯覚をもとにネタをあげれば芸人と近い立ち位置になることもできる世の中だから、M素人が言ってることだしとも言いづらい。
その意見がネットを通じてダイレクトに芸人に押し寄せられれば芸人も変化を余儀なくされてしまうこともある。
大変だなぁと感じる。
個人的にはマヂカルラブリーの漫才って一見異質にみえるのだけれど、漫才の中では割と定番の漫才だと思っている。
最初に軽くトークをして、ボケがコントをしてツッコミがそれにツッコミを入れていく。
名付けるならば「ワイプツッコミ漫才」といったところか。
バラエティのロケのボケをワイプからツッコむのに似た漫才。(千鳥の相席食堂みたいな)
よほど常軌を逸したものでなければ漫才だと思っている節が自分にはあって、前説とか解説を入れればあるある探検隊ですら漫才と言えるんじゃないかと思っている。
あれは漫才だとか漫才じゃないとかいうのもその人の自由だが、自分からするとマヂカルラブリーの漫才は漫才だったと思うので、優勝が不当だ!みたいな意見をみると、そんなことはないんじゃないかなぁと思う。
審査員の買収だとか、番組との交渉の結果優勝だとか、よほどとんちんかんな審査だったとかなら分かるけれど、今回の優勝はど正当な優勝だと個人的に思う。
今年のM-1はみてないが、昨年のM-1はなんというか令和の釈明期みたいなM-1だったと感じる。
面白く、目新しい漫才が沢山出てみんながそれを真似するような漫才が数多く出て、漫才のコンテンツとしての広がりを誰もが感じとったんじゃないかと感じる。
今年のM-1は昨年に比べると見知ったメンツが多く、面白いけれどみたことあるよなと感じて、昨年と目おとりしてしまったんじゃないだろうか。
安定はしてるけど、ベテランや中堅が出てるお笑い番組に比べるとイマイチ新しい漫才もなかったから、中途半端に感じてしまったのではないかとも感じる。
そういう意味だとジャンプの連載と同じでM-1は新規の爆発力か王道の安定感のどちらかに大きく舵をきっていく必要があるので、ネットで漫才が見尽くされる世の中では年々難易度が上がってきて、お笑いがブームになればなるほど面白い漫才を作るのに苦労する気がする。(ワンピースや鬼滅のように王道をいくか、磯部磯部衛みたいに気を衒うか的な。)
まあなんにせよ来年はどんなM-1になるのか、来年はちゃんと全部M-1みようと思った。
全部見た上でブログを書こうかと。
まあ、もっとも、来年はみる側ではなく、出る側になるつもりだが。。。!