【アニメ】とらドラとかいうわけのわからん青春好こ
青春の形って人それぞれだと思う。
恋愛の形も人それぞれ。
好きだと思う理由も、好きな人に向けた行動も、その行動に対する応え方も人それぞれ。
でもそこに理屈ってあんまり介在しない。
好きに理由を求めて、行動に意味を当てはめて、その行動に対して決まった答えがあるって決めてしまうのって野暮だと思う。
そりゃあストーカーまがいの自分本位な行為はNGだけれど、そうじゃなければ何でもありだ。
泣いて笑って怒って。
ドキドキして、ワクワクして、メソメソして。
側から見てたらもしかしたら滑稽かもしれない。
側から見てたら恥ずかしいことかもしれない。
でも当人の本気の想いはかけがえのないもので、そのこうどめちゃくちゃかもしれないけどそこがいい。
そう思える作品No. 1が「とらドラ」だ。
ストーリーがすごいいかと言われるとそれは分からない。
ん?これどゆ意味?って感じるところも多々ある。
昔見た時は俺がまだ高校生で恋愛経験があんまりないから分からないのかと思ってたけど、大人になった今でも分からないものは分からない。
とにかく登場人物の爆発した感情が行動に繋がってて、「えっ?なんでこんなことするん??」ってなることが多々ある。
でも何回見ても、面白いし感動する。
久々に見ると大河の可愛さも、みのりんの魅力的なところもあーみんの大人なところもとても素敵に感じるしめちゃくちゃ好きだ。
みんな本気で自分を生きていて、生き生きしてて、キラキラしてる。
青春はぁぁぁぁぁぁんってI screamしてしまう。
そしてとらドラのストーリーにはところどころで考えさせられるシーンがある。
じーんとする。
俺がこの場にいたらどうするかなぁって唸る。
人との関わり方って難しい。
どこに地雷があって、どこにときめくのかって難しい。
とらドラで印象的なシーンがある。
海でのお泊まりのシーンだ。
主人公のりゅうじが想い人のみのりんに彼氏いるのかってきいて、みのりんはその質問に幽霊を信じてるけど見たことがないんだと返すそんなシーン。
幽霊が見える見えないと人を好きになるならないの話を繋げてみのりんは自分の正直な気持ちを応えるのだが、りゅうじはみのりんのその答えに幽霊も気づいて欲しいって思ってるんじゃないかなと自分の思ったことを述べる。
その幽霊の下りは少しくさい話し方かもしれないけど、好きとか好きじゃないとかの話が照れくさくて、それに戸惑ってるあの雰囲気感がとても好きだと感じる。
ストレートに想いを伝えることができない人の青春も、好きな意味が分からないと悩む青春もその時の感情を示す幽霊の話もとても素敵だなと思う。
がむしゃらに青春を生きる。
側からみると訳のわからない分からない青春かもしれないけどその訳の分からなさがとてもまぶしい。
俺もこんながむしゃらな眩しい青春群像劇を描きたい。
そう思った。