暖かき日の休日は可能性に満ち溢れている
青い空、白い雲。
15度を超えた暖かな日。
何も予定がないこんな冬の合間の小春日和は可能性に満ち溢れている。
とりあえず何度も浅い眠りを繰り返し、本来7時半くらいに起きる平日を今日は12時に起きる。
その後もソファーの上で録画していた月曜から夜更かしを垂れ流しながら、6周年を迎えたツムツムの無限ハート期間を存分に楽しんだ。
窓から差し込む頬を撫でる暖かな陽射し。
まだまだ暮れることのない明るさが部屋を包み込む。
昨日の晩ご飯の残りと、レンチンしてぱっと食べれる冷食の和風パスタを食べぼーっと外を眺めると、小さな鳥が忙しなく青空へと旅立つ。
友人からLINEがくる。
今年度いっぱいまで高校教師をしていて、そのブラックさに打ちひしがれながらも、本日まで受けていた院試を終えた友人はチーズケーキが食べたいとのこと。
こんな晴れやかな陽気にそんなことを言うやつへ返す言葉はもちろん「わいも参戦させい」に尽きる。
荒れる日常。ポンコツと後ろ指をさされ、明日からの日々も当たり前に大変だと分かってはいる。
だが、今日のこの日は、暖かな小春日和であるこの休日は、楽しく過ごそう。
可能性に満ち溢れたこんな日を繰り返し過ごしたいと祈りながら、電車に揺られ、チーズケーキを食べに行く。