【ドラマ】ハゲタカ 第3話感想
こんにちは、こんばんは。クロです。
木曜21時ドラマ「ハゲタカ」第3話感想です。
前回記事はこちら。
happyicecream-okaeshi.hatenablog.com
第一部完結しましたね。
3話で第一部が完結するのはかなりテンポ良いね。
全部で第何部まであるかしらんけど。
大蔵省で自殺したのはやはり鷲津さんのお父さんだったか、、
最終話まで引っ張るテーマかと思ったからあっさり出てきたのには少しびっくり。
日光みやびホテルや犬鷲との関係性も、全てお父さんと繋がっていたんだね。
今回の見所は間違いなく鷲津さんと飯島常務の直接対決だったと思う。
前回までのブログでも書いてるけど、綾野剛さんのスイッチ付けた爆発の演技がすごい。
はーげーたーかー冥利に尽きますよ!のインパクトはすごい。
自分のことを外資のハゲタカと呼ぶ自負、死ぬこと以外はかすり傷だの信念、泥水を啜っても父親は生きるべきだったの考え方、かなり鷲津さんの人間味が出てた。
加えて、人間味に拍車をかけたのが唐突な涙。
そういうキャラじゃないから意外だった。
これまでこのブログでは、役者さんの流す綺麗な涙について何度か触れてきました。
「ファイナルカット」での亀梨和也さん、
「トドメの接吻」での新田真剣佑さんなど。
亀梨さんやマッケンユーの涙は、まさしく「綺麗な涙」だったと思うけど、今回の綾野剛さんの涙はこの2つとはちょっと違った印象。
なんだろ、上手く表現できないけど、人間味感じる涙だった。
あとは、芝野さんの決意もかっこよかった。
鷲津さんとの3決戦は鷲津さんの3立てだったけど、鷲津さんも芝野さんのことを評価してたね。
生き方は真逆でも仕事のできる人を評価する鷲津さんはやっぱり根っからの外資系人間なのかもね。
生涯銀行に尽くすタイプかと思ったけど、ナイス決断。
勝手に不正の片棒担がされてた訳だしね。
家族との関係性も崩壊しちゃうのかと思ってたけど、娘さんともどうにかなりそうで良かった。
家族と過ごす時間を大切にするってことでホライズンの誘い断っていたけど、予告の限りでは第二部もばんばん出てきそう。程ほどにせえよ笑
そして何より、飯島常務も何だかんだかっこよかったと思う。
不正を暴かれた後も、泣き叫ぶわけでもなく、喚き散らすわけでもなく、土下座をさせられるわけでもなく、静かに最後のお酒を飲む姿かっこよかった。
今回のアイキャッチ画像はそのイメージです。
非常に魅力的な悪役だと思ったから、ここで退場しちゃうのはちょっと寂しいな。
まあでも第二部の敵役も、予告を観る限りだとかなり面白くなりそうだからそちらに期待しようかな。
日光みやびホテルも一段落しちゃったし、松林社長も出てこなくなるのかな?
諸々含め、第二部以降も注目です。
それでは今回はこの辺で。
以上クロでした~
【ドラマ】グッド・ドクター 第4話感想
こんにちは、こんばんは。クロです。
ドラマ「グッド・ドクター」第4話感想です。
前回記事はこちら。
happyicecream-okaeshi.hatenablog.com
いや~。
しょーもない継母だった。
旦那さんにだけ良い顔して、娘にはほぼ虐待まがいなこと。
そりゃあお腹も壊しますわ。
あかりちゃんとお父さんで終盤感動的っぽくなってたけど、継母がしょーもなさ過ぎて、そっちの印象で感動シーンは入ってこなかった笑
暴いてもらってスッキリ。
でも女性の人ってこわい。。
継母があーなったのも結局元奥さんへの嫉妬でしょ。こわい。。。
こわいと言えば、副院長の企みもこわい。
何がこわいって、なんであんなに人が通りそうなところで秘密の話をしちゃうのか。
ガッツリ高山先生に聞かれてたし笑
あーこわいこわい。笑
高山先生も、彼は彼でこわいなあ。
理事長との約束フイにして、色々思うところがあるのでしょうか。
そんなこわい高山先生も、すこーしずつ湊先生のこと評価してるように見えるのとってもよい。
前々回の、「新堂が正しい」と似た展開だったけど湊先生はあれうれしいだろうなー。
ところがどっこい、湊先生を画像診断科に転科させようとしていてこわい。
副院長の企みから小児科を守るためなのか、湊先生への個人的な感情からなのか。
画像診断科は、先入観ないものの見方と豊富な医療知識を持つ湊先生には向いているんだろうけど、やっぱり子どもを皆大人にしたい彼にとっては小児科だよね。
子どもの気持ちに寄り添えるのも、単純に精神的に幼いって面もあるんだろうけど自身の経験も大きいように思う。
お父さんに嫌われていた過去も明らかになったし。
終盤にかけてお父さん出てくるのかな?
あとは、次回予告でちょっと高山先生が昔のこと話していた気がする。
新堂先生を見てると弟を思い出す、みたいな??
前回出てた自動車整備士のチラシもその関係かな。
なかなか気になる話だから次回もたのしみ。
そうそう、今回はハマケンさんの出番も多くて面白かった笑
後半はすっかり空気読んで引っ込んでたけど。
今後もこれくらい出てくれると良いなあ。
それでは今回はこの辺で。
以上クロでした~
【映画】インクレディブル・ファミリー 感想
こんにちは、こんばんは。クロです。
今回は映画を観てきたのでその感想です。
観てきたのはこちら。
本日(8月1日)公開!
「インクレディブル・ファミリー」ですー!
2004年に公開された「Mr.インクレディブル」の続編です。
主人公のキャラクターはピクサー作品の中でも結構有名ですよね。ツムツムとかにも登場していたり?
昔映画やってたなあと思ってましたが、もう14年も前なんですね。びっくり。
僕は前作は観ていなかったのですが、CM観て面白そうだったのでついつい行ってきました。
コード・ブルーとかなり迷ったけど。
まずは混雑レポート!
行くのは仕事終わりな訳でいつもはわりとガラガラなんですが、今日はちょっと混んでました。
1日ということで、ファーストデイ効果なのかなと思います。
いつもは全然並んでいないポップコーン売り場にざっと見ても20人くらいは並んでいてびびった。
学生時代によく行った新宿ピカデリーやバルト9には遠く遠く遠く及ばないけど、活気のある映画館は良かったなあなんて思いました。
ロビー?にたーくさんいた人たちは大体3つの作品に散っていったように思います。
1つはこのインクレディブル・ファミリー。
もう1つはコード・ブルー。
そして竹内涼馬さんと浜辺美波さんの先生君主?みたいなやつ。
他にもブリーチやらポケモンやらも上映してましたが、主にはこの3つに分かれていた印象。
中でもコード・ブルーの人気はすごいようですね。
いつも行く映画館はシアタールームが10くらいまであるのですが、なぜかコード・ブルーだけで2つ分シアタールームが用意されていました。
なぞ。
どんだけ上映しているんだよ。
と、そんなこんなでインクレディブル・ファミリーのシアタールームに入ったわけですが結構人いた。
夜だし、もちろんそんなにバカみたいに混んでるわけじゃないけど、いつもは全部で20人くらいしかいないからか、相対的にめちゃくちゃ混んでるように思えた。
今日公開ってのも関係しているのかも。
公開日に映画観るなんていつぶりだろうか笑
最初はいつも通り予告がいくつか。
5本くらいあったけど、どれも面白そうだった。
ハリーポッターはやはり惹かれるなあ。
死の秘宝以降の作品は全く触れてないけど、昔は好きだったなあ。
中高生の頃、電車の中とか休み時間とか、ハリーポッターの英語版読んでる変わった人間だったの思い出した笑
今はもうそんな英語力は消えてしまったようだけど、、
なんてもの思いに触れていたら、プーさんの予告でなんか泣きそうになった笑
特別プーさんに思い入れがあるわけではないけど、大人になったクリストファーロビンとプーフレンズたちってだけで、なんかもうエモくて、感情がかなーり揺さぶられた。
もう少し長い予告だったら涙出ていたかもしれない。ほんとに笑
あとはシュガーラッシュの続編もかなり興味あり。
ディズニープリンセスがたくさん出てきていて、ディズニー本気だなって思った。
公開は12月みたいだからまだまだ先か。
そしてノーモア映画泥棒を経てようやく本編。
いやー面白かった!!
かなり面白かったね。よかった。
前作観ていなくても話の内容は分かりやすいし、観やすかった。
老若男女誰が観ても楽しめる作品だと思う。
子どもが観ても分かりやすい起承転結の付け方だし、テンポも良くて退屈せずに入っていきやすい。
キャラもみんな魅力的だし性格や感情がわかりやすい。
ダッシュもジャックジャックもかわいらしいし、コミカルなシーンも多く会場も結構笑っていたと思う。
加えて、単純なヒーローもの・勧善懲悪ものってだけではなくて色んなテーマが詰まっていたように思う。
イラスティガールが活躍して、ボブが育児に奮闘する姿。
ウィンストンとイヴリンの考え方の違い。
ヴァイオレットの恋に心踊らせる青春。
観る人によって、見方によって色んな切り口の楽しみ方があるように思いました。
それでも大事な本筋はしっかりしてるし、アクションシーンも音楽もちゃんと迫力あるし、とっても良かったです。
ぜひ家族で観に行ってもらいたいです。
あとはエンドロール観て声優陣に驚き。
三浦友和と黒木瞳だったのすら気付かず、ヴァイオレット役が綾瀬はるかだったことに超驚き。
知らないで観ていたからだと思うけど、全くそんな感じしなかった。
こじるりとかサンシャイン池崎も分からなかった笑
こじるりが演じていたキャラは、声は別としてなんか振るまいが横沢夏子みたいだなーなんて思って観てたからこじるりだったからびっくり笑
声だけだとわからないもんですね。
相変わらず本編の感想短い笑
でも総じてとても楽しかった。
今度前作もチェックしておこう。
それでは今回はこの辺で。
以上クロでした~
御礼。
こんにちは、こんばんは。クロです。
今回は、ちょっと思ったことを書いてみました。
私たちハッピーアイスクリームは、去年の9月からブログをはじめまして、この7月で11ヶ月目となっていました。
そんな今月、実は今までで一番単月のアクセス数が多い月になりました。
2月頃から本格的に書き始め、一時はだいぶ更新も滞りましたが、今月今まででの最高値を更新しました。嬉しいです。
世間のプロブロガーさんにも趣味ブロガーさんにも大きく劣るような数値なので具体的な数こそ公表は致しませんが、嬉しいです。
これもひとえに、いつもツイートや記事を読んで下さっている皆さまのお陰です。
非常に簡素にはなりますが、この場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございます。
でも、僕らの目標はブログでめちゃくちゃアクセス数を稼ぐことではないです。
僕らは中高の同級生です。社会人2年目、23歳です。
二人で、今の仕事を辞めて、ハッピーアイスクリームとして何かを興そうって立ち上げました。
ちょうど去年の今頃、絶望過ぎる社会人としての責任に、日々に、耐えきれないでどうにかしようって。
でも結局、1年目は辞めきれないまま2年目になって、2年目も4ヶ月があっという間におわって。
正直、二人とも日々に追われ、ハッピーアイスクリームとしては回り道をしている途中かもしれません。
それぞれ転職なり異動なりを目指して、最初の目標とは違うものを追いながら毎日を乗りきるのに精一杯かもしれません。
それでも、先にはハッピーアイスクリームがあると思ってます。少なくても僕はそう思ってます笑
だから、回り道だらけの僕らだけど、ちょっとずつでも前に進めていて嬉しく思うわけです。
ほんとは宝くじで1発あててゴールまでひとっとびしたいけどね笑
いつも読んで下さっている皆さま。
正直何名ほどいらっしゃるのかわかりませんが笑、
いつも大変お世話になっております。
僕らの書く文章に少しでも共感して頂いたり、
僕らの書く文章で少しでも楽しく感じて頂けているのならば幸いです。
これからもよろしくお願いいたします。
たまーに僕らのことを見て下さっている皆さま。
ありがとうございます。
僕らのことをなにで知りましたか?
ちょろっとでも気にして下さっているのも何かの縁です。
ぜひぜひ今後とも気にし続けて下さい。
たまたまここに迷いこんだ皆さま。
得体の知れぬ我々の文章をここまで読んで下さってありがとうございます。
ここまで目を通して頂いたということは、少しは興味を持って頂けたということでしょうか?
よかったらたまにでもハッピーアイスクリームを探してみてください。またお会いしましょう。
よーし書いた書いた。
繰り返しになるけど、ありがとうございます。
最後に、改めて我々の自己紹介記事を載せておきます。
お時間あれば覗いていって下さいな。
happyicecream-okaeshi.hatenablog.com
happyicecream-okaeshi.hatenablog.com
それから、我々は二人とも人見知りな人種なので、Twitterでもブログでもあんまりあくてぃぶに皆さまと接触できてないです。
でも、皆さまからいいねやスターもらえるととっても喜んでいます。
ぜひとも仲良くしたいと思っています。仲良くしましょう笑
なーんて言ってる間にちょうどもうすぐ21時だ。
サーティワン食べながらドラマをみよーっと笑
それでは今回はこの辺で。
以上クロでした~
【ドラマ】 「絶対零度」 第4話感想
こんにちは、こんばんは。クロです。
月9ドラマ「絶対零度」第4話感想です。
前回記事はこちら。
happyicecream-okaeshi.hatenablog.com
今回も良いお話だった。
家族だけでも友人関係だけでもなく両方が合わさった感じは、ありそうであんまりない設定な気もした。
やっぱり若干の相棒臭を感じてしまうのは気のせいかな?笑
刑事ドラマはやっぱそんなもんってことかな
とは言え相棒と違うは井沢さんかっこ良すぎたところ。
今回は現場に出ないのかと思ったけど良いところ持っていったな~
小田切さんもめちゃくちゃかわいかった。
なんて言ったかは忘れたけど、にこって田村さんに微笑んだのみて思わず小声でかわいいって漏れちゃった。笑
ケンカっぱやく犯人にくってかかるけど、ちょっと反撃されちゃうけど結局倒しちゃう勝ち気なところほんと小田切さん。よいね笑
一方山内さんはちょっと影薄かった?
桜木さん関連がなかったし、皆と仲良くやれるようになったからかな。
藤堂さんも今回は少し出番多め。
未犯システムを信じています、の豪語。
この人はどんな人なんだろう。今までのシリーズ観てないからまだキャラがしっかりつかめてない。
次回予告でもちょっと大声出してたし、中盤に入って徐々に存在感増していくのかな。
1課の二人もいいキャラ笑
マギーさんいいね笑
プロフェッショナルな人たちが揃うこのドラマでちょうどよくへっぽこ笑
愛すべき刑事さんですね。
こういうキャラは最終回辺りで大きく1発当てる人が多いような気がするけどどうだろうか。
そして最後に井沢さんの過去がまたちょろっと出てきた。
未犯システムにリストアップされたのは過去の話だったのか。
そうなるとダークヒーローは井沢さんじゃないのかな?
でも彼の殺意は未だ彷徨っているって言ってたしやっぱり井沢さんかな?
今回は粛正タイムなかったから材料にならないな。
シリーズ通して井沢さんが敵に転ぶか味方になるか、桜木さん事件との関係はどうなのか、前回もちょろっと書いたけどやっぱり気になるね。
次回もたのしみ。
それでは今回はこの辺で。
以上クロでした~
【ドラマ】ヒモメン 第1話感想
こんにちは、こんばんは。クロです。
今回は、昨日から始まった土曜深夜ドラマ「ヒモメン」の感想です。
前に予告をちらっと観て、川口春奈×窪田正孝という個人的好きな女優×個人的好きな俳優のドラマでめちゃくちゃ面白そうだなと思ってたけど、初回はやはりめちゃくちゃ面白かった!
テンポのよいコメディは観てて楽しいね。
物語の設定が非常に分かりやすいし、登場人物も多すぎないから分かりやすい。
推理ものとかサスペンスものとか色々頭使いながらの作品も面白いけど、あたま空っぽに近い状態で観られるコメディはいいね。
小ボケもたくさんありつつテンポ良いからずっと笑ってられる。
言いくるめられる→お皿洗う→ドライヤー髪ふぁさー→寝る→目見開いて気付く→隣で寝てる姿見て許しちゃう
の流れは定番になっていくのだろうけど面白かった。
それにしても、翔ちゃんほんとしょーもない笑
しょーもなさ過ぎる。
いつ江戸川音ちゃんが出てきて「あんたってほんとしょーない!!」って言ってくれるのか期待したくらいにしょーもない。
これはドラマだから、そして何より窪田正孝さんだから許されるキャラだな笑
他の人がこんなんやってたら相当やばいことになってそう。
あとは翔ちゃんのしょうもなさが笑って済む範囲で毎回収まればいいな。
今回は途中翔ちゃんのクズ度高くてゆりこぶちギレてたけど、視聴者的には(僕個人的には)まだセーフ。
特別個室での謎の全力無職主張はちょっとかっこよかったし。
でもヒモに対してつらい過去がある人は観にくいかも…?
社会派ブログじゃないからヒモの是非とかについてつっこむのはやめとく。。
川口春奈さんもといゆりこちゃんかわいらしかったなあ。
1年前の、「愛してたって、秘密はある。」では献身的だけどなかなか辛い役回りだったけど、今回は別のベクトルで辛い役回り笑
あとは、翔ちゃんに次いでYOU師長もしょーもなかった笑
ありゃ人望ないだろうな笑
勝地涼さん演じる池目先生が悪役というか恋敵になっていく様子だけど、最後のゴミ箱の件なんか観るにこの人も憎めない愛すべき悪役になっていくのかな。
次回はゆりこの家族登場みたいだけど、翔ちゃんはどう乗り越えるのか、そして最終的にしっかり働くようになるのか、たのしみ。
それでは今回はこの辺で。
以上クロでした~
【映画】未来のミライ 感想(ネタバレなし)
こんにちは!
タクです!
今週たまたま映画を観る余裕があったので映画を観てきました!
今回はその感想を書いていきたいと思います!!
ネタバレはなしにしていきます!
とはいってもざっくりとしたあらすじだけ説明します。
未来のミライは長編ストーリーというよりは短編集といった感じで、主人公のくぅちゃんが兄弟や親、先祖の過去や未来を旅しながら少しだけ成長していく、そんなお話です。
未来のミライちゃんと冒険する長編の話って雰囲気をCMからはうかがえますが、ミライちゃん自体はさほど出てきません。
賛否両論ありますが、結構今までの細田守ファンからすると、残念に思う方が多いのかなと思います。
壮大なストーリーというよりは日常のちょっとした出来事を切り取って加工したようなそんなお話だったので。
ただ作品としてのメッセージ性は結構込められてるなぁって個人的には思います。
時をかける少女では時間と恋愛に対するメッセージ性が強かったですよね。
サマーウォーズでは科学と人との繋がりに対するメッセージ性がありました。
おおかみこどもの雨と雪では家族と自然に対するメッセージ性、
化け物の子では成長と絆に対するメッセージ性があったなと思います。
今回の未来のミライでは子どもと歴史に対するメッセージ性があったように思います。
小さい子って長男長女だと弟や妹に比べどうしてもおざなりにされてしまうもので、赤ちゃんって世話がやけるので大人はどうしてもそっちに目がいっちゃうんですよね。
今まで自分が世話をしてもらう対象で、両親を独占していて、わがままも許されて、自分が世界の中心だった。
でも弟や妹が生まれたことで、世界の中心から自分は外れてしまい、わがままも少しずつ許されなくなったり、弟や妹のために行動しなくてはいけないことが増えていきます。
子どもはそういった初めてのことに対して拒否反応を示して、今まで以上にわがままになってしまうもので、今回の未来のミライではそういった子どもの心理描写がうまく描かれてたように思います。
そうした子どもの気持ちを親が上手く汲み取って世話してあげるのが理想ではありますが、中々そうもいかない。
そうした時に出てくるのが未来のミライちゃんや他の登場人物なんです。
親戚家族の色んな人の過去と未来を旅することでくぅちゃんは少しずつお兄ちゃんになっていきます。
本来は親の役目ではありますが、そうした親の役目を少しだけ肩代わりをしてくれる存在、そんな存在の大切さが伝わってくる作品でした。
そしてこの物語家族の歴史に触れる話がたくさん散りばめられています。
あの日あの時あの場所で君に会えなかったら僕らはいつまでも見知らぬ二人のまま。
ではないですけど、家族って本当奇跡の軌跡だなって思います。先祖のちょっとした行動や、運命が祖先を形作っていく、そんなことを考えさせられる作品でもありました。
僕としては細田監督の時をかける少女みたいな純粋な青春ストーリーを観たいなぁと思いますが、今回の未来のミライも面白かったなぁって思います。
小説や映画、アニメの短編集好きな方は凄く楽しめる作品だと思いますし、そうでない方も色々と考えさせられる面白い作品だと思いますので、是非観てください!
以上タクでした〜。