ひさびさに友人に会う時の心持ちが分からない
久々に会う友人。
そんなに間は空いてないけれど、会う頻度が高いわけでもない友人。
そんな友人に会う時は割と何を話せばいいのか分からず、見知った人なのに人見知りをしてしまう。
僕が普段人見知りを発動する時は主に相手にあまり興味がない時か、相手に何を話していいのか分からない時の二つに分かれる。
ひさびさに会う友人に対しては後者の理由で人見知りが発動する。
今日会う友人達は小学生時代の友人で、卒業してからも何回も合ってる人達だけど、小学生の頃とはお互い大分変わっている。
価値観も、感情も、ノリも、地位も面影があるのか怪しいレベルで変わってる。
それなのに小学生時代の友人だから小学生時代のノリで話したりすると、やっぱり違和感が凄い。
小学生時代の友人は小学生時代の友人のままではない誰かで、思い出は共有しているものの、会う頻度が短くなればなるほど、会った時に感じる違和感が強くなる。
ちょっといけてる系の女子が結構いけてる系女子になっていたり、もっさりしたやつが垢抜けてたり、アホだったやつが落ち着いていたり、
ひょろひょろのやつがごりまっちょになってたり、ここ十何年で随分変わった。
多分自分自身も大なり小なり変わったとは思うけど、アップデートなのかと言われると微妙でダウングレードの方があってるんじゃないかって思うことが多々ある。
そんな違和感と変化を抱え込んで友人とひさびさに会う時の心持ちが分からない。
早く会いたいような、会わずに帰りたいような、そんな時間を電車に揺られながらゆっくりと過ごす。