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ドラマ 獣になれない私たち 第10話感想

こんにちは、こんばんは。クロです。

 

新垣結衣さん、松田龍平さん、田中圭さん等出演ドラマ「獣になれない私たち」第10話感想です。

 

 

 

前回記事はこちら。

 

 

 

happyicecream-okaeshi.hatenablog.com

 

 

 

 

最終回。
みんな色んなことを決意して歩みだした最終回。

 

自分を救うために不正に加担したことを告白した人。
人間らしく生きるために会社を辞めた人。
部下に不平不満を爆発させられても自分の考えだけが正しいとしか思えなかった人。
世間体よりも自分の思う道を大切にしようとした人。

 

最終回を迎え思い返してみると、絶望の全てを尽くした第1話から中盤にかけては非常に不愉快な絶望的な話が続き、中盤以降もやや薄まりつつ色んな理不尽が多大に盛り込まれていた訳だけど、全体を通してずっとリアルな人間が描かれていたのかなと思う。

「僕らは奇跡でできている」も同じように人間性について扱っていたけど、このドラマも人間味溢れるリアルさがいっぱいだった。
どっちが好みかとかは色々あるだろうけど、一応序盤でリタイアせずに最終回まで頑張ってまあ良かったかな。

 

葛藤を捨てて決断するところはスカッとした。
恒星さんがたかなしさんに札束ばらまいて1発かますところと、猫かぶりながら謝罪会見してた呉羽さんが本性むき出しにして爆弾投げつけるところは良かったね。

それぞれが自分を押し殺して理不尽に耐える人間として描かれる中、本能のままに生きる呉羽さんもまたリアルだったかな。
思うがままに生きる中でも人には見えない苦悩や葛藤はちゃんと抱えてて。

 

そんな呉羽さんの思いを浄化させたのが橘カイジな訳だけど、飯尾さんの演技すごく上手だった。
前回の登場時は出演シーン少なくて気付かなかったけど、自然だった。
中盤で大々的に風呂敷広げた橘カイジの正体があれだったことは思うところある人も多そうだけど、個人的にはすごく呉羽さんとマッチするペアだったのかなと思った。
まさか冗談じゃなく本当にシドニーに行くとは笑

 

後は、朱里。
人間味溢れる火とばかりの今作の中でも朱里は個人的に一番魅了的なキャラクターだった。
中盤以降どんどん出番が増えていって、感情移入できるところも増えて、黒木華さんの演技も相まってとっても素敵な人物でした。
最後に酔っぱらって九十九社長と肩組んでるところも微笑ましかった。

 

そして、晶さんと恒星さん。
最後は結局ああいう感じになったんですね。
まあドラマスタート前のイメージ画像?からもそんな感じでしたが、前回まで恋愛感情を完全否定してたからちょっと急な印象もあるかな。

でも最後が鐘なのは良かった。
序盤で扱ってた鐘をここに来てまた使うか。
実際に音はさせないで、風だけでどうなったのかわかる演出も好みだった。

 

たぶんこのドラマは今観るのと5年後に観るのでは全く感じ方が違うドラマだったようにも思う。
きっと5年前に観てたらまた違うように感じていたと思う。

いつかまた見直したいと思います。
序盤の絶望が強すぎるから当分は遠慮しとくけど笑

 

それでは今回はこの辺で。

以上クロでした~