【映画】AI崩壊 感想
こんにちは、こんばんは。クロです。
今日はファーストデイでもあり、映画を観てきました。
気になってたこれです。
先日の「ラストレター」記事中でも言及した「AI崩壊」
早く感想書きたいので劇場リポートは割愛して早速いきますね。
あ、100%個人の感想なのと、100% ネタバレありなのでご注意ください。
ざっくり一言で表現すると、ベタな要素もありつつの超絶スペクタクル+時世を踏まえた設定+家族愛もありな超大作でした。
これは一言ではないかもしれないけど。笑
例によってあらすじは割愛させて頂きますが、
序盤からあっという間に物語に引き込まれ、いつの間にか桐生が犯人にされてしまう逃亡劇。
2030年の設定にしてはベタな展開だけど、そこにより緊迫感を加えるのがAIの暴走。
人工知能の功罪は昨今の重要な議論テーマの1つであるけど、難しいことわからないでも話に参加できて、尚且つ色々と考えさせるメッセージ性もあったのかなと思います。
AIが人間を幸せにできるかは親が子供を幸せにできるかどうか、ってのはなるほどなーと感じました。
ちょっと意味わからなかったですけどね笑
桐生を追う刑事が、定年間近のベテラン刑事と若い刑事のコンビってのもベタだけどいい。
ベテラン刑事とAIの2つは相性良かったです。
海で溺れかけた桐生を助けた漁師が口ずさんでいるのが井上陽水の「夢の中で」で、その漁師の奥さんは桐生の技術のお陰で長生きできたっていうベタ過ぎる設定も大好物でした。何ならちょっと涙出るくらい笑
そんなベタ展開がありつつも、何でもなさそうなシーンが重要な伏線になっていて、照射を鏡で反射させるんだろうなと思ったときには思わず唸りました。
スペクタクルな展開を彩るキャストも豪華俳優揃いですが、とにかく一押しは賀来賢人です。
それが今作の賀来賢人は違うんです。
雑味なしのイケメン野郎。
姉と義兄の思いを継いでのぞみを第4のライフラインとして実用化させ、大企業となったhopeでも当初の理念を決して忘れることなく、そしてあの最期。
桐生に半ば疑われながらも、その桐生を守りながら撃たれ、最期まで桐生とこころちゃんとのぞみの正義を気にかける。
畳み掛けは、死んだ後ですらの大活躍。
まるでこうなることを予測していたかのように、自動運転・ホログラムの設定と桐生が千葉まで戻る経路の設定で大アシスト。
やばくないですか???
かっこ良すぎでは???
結構ガチ目に泣いてしまいましたよ。
理事官の独白で終わっても映画としてありだけど、最後にしっかり悟のお墓参りのシーンを入れてくれてありがとう。
今日から俺は!!の映画も楽しみだけど、本格ブレイク前のこういうイケメンな使われ方もまた観たいです。
なんでしょう、彼女はああいう感じの役回り多いですよね。
妹の様な壊れそうな透明感ある役はちょっと似合わないような笑
ちょっと長くなりすぎちゃうそうだからこれ以上は割愛するけど、マッチョ過ぎて若干ブレちゃう大沢たかおも、優秀なはずも人間味溢れるマギーも、特に印象に残らなかった野間口徹も、悪事していたディスパッチ烏丸副総理も、序盤から引き込んでくれた松嶋菜々子も、その他の皆様もとても素敵でした。
大沢たかおのマッチョさにだけは言及させてもらうと、船の細い通路で前後を挟まれた桐生が、大声あげてタックルの力業で包囲を突破し続けるのは思わず笑ってしまいました。
犯人探しも、 最高難度ってわけではないけど中々難しかったと思います。
僕は完全に玉城ティナが犯人だと思っていました笑
最序盤から出てるし、父親が幼い頃になくなってる発言・ やっぱり紙なんですよねと写真に関した発言・ 警察の取り調べ名目で程よい離脱と後でしっかり戻ってくる空白期 間等、完璧に犯人だと思ったんですけどね…笑
でも、岩ちゃんの犯人はとても良かった。
終始一切キャラを崩さず、 自分なりの正義を持ってる様子ははっきり分かりました。
何となく語り方に誉ぽさを感じました。 若宮ちゃんですらなく誉ぽさ。なぜか笑
取り調べ室での独白も、すごく彼の考え方を示していて、 常人離れした感じがありました。
悟からの「天才なんですよ」発言もしっかり対応してました。
あとは、岩ちゃんが犯人だったお陰で、「 流石に警察桐生犯人説に疑い無さすぎでは?」 という雑設定疑惑も多少払拭できました笑
時折大味な設定であったり整合しない展開あったりしましたけど 、全体的に素晴らしく大満足でした~。
近年のマイベストは2017年の鎌倉ものがたりだけど、そこと肩を並べるくらいには良い作品でした。
それでは、今回はこの辺で。
以上クロでした~