【雑記】奥義を身につけたい今日この頃
忙しなく日常を生きていると、つい一つ一つのことを見逃してしまう。
誰でもできることでも量をこなさなければならないと他のことが手つかずになり、ついさっき小鳥のさえずりが聴こえたと思ったらもう夜空を月が照らしている。
自分を見つめる間もなく、社会の荒波に飲み込まれ休みの日も惰眠を貪ることしか出来ない。
今回のコロナ騒ぎは、そうした喧騒の波間にしんとした静かさをもたらした。
不要不急やソーシャルディスタンスなど普段聞き慣れない言葉に聞き慣れるようになると忙しない日常の動きが緩む。
周囲に目を向けることしかできなかった人々は、人と会う機会が減ることで己を見つめ直すようになった。
今まで人に評価されることで自己を認識していたものを自己の評価で認識する機会が増えた。
そうなると日常生活の中でいかに自己満足が出来るかが注視されるようになる。
自分自身で幸せをプロデュースするのだ。
僕はそんな自己満足するために、奥義を身につけようと思っている。
奥義を身につければ、奥義を使うごとに自己満足することが出来る。
僕は自身の趣味の中から奥義になりうるものを探した。
そこでみつけたのが女声を出すこと、ぷよぷよで12連鎖を常時出せるようにすること、ツムツムで一億点を出すことの3つだ。
どれも家にいながら修得できる奥義になる。
奥義を身につければ幸せいっぱいマンになれるはず。これらの奥義を身につけたら、今度はまた別の奥義を身につけよう。
コロナが明けた頃、僕はいくつの奥義を身につけているだろう。