ハッピーアイスクリーム~自由を望む2人の民~

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【文章力】2000文字を1文で書くチャレンジ(タ)

個人的な考えとして、日本人にとって文章力は学校で学んで身につけるものではなく、個人個人の自然な技術磨きによって身についていくものであるという考えがあって、というのも、国語の先生から文章としておかしなところの指摘を受けることはあれど、一から文章力を身につけさせるような指導があったかというと、そんな記憶はなく、結局のところ、個人個人が文章を書いたり読んだりする中で文章力をつけていくしか術はないのだから、文章力を上げようと努力しない限りは文章力は身につかず、ましてや魅力的な文章や説得力のある文章を書こうと思うのであれば尚更、自分自身で試行錯誤する必要があり、いわゆる文学界の著名人の文章が個性的であり素晴らしいと評価されるのは、その著名人が崇高な教育のもと育ち高度な技術を持っているというよりも、文章を身につけるにおいてとにかく書き続けて表現力を磨いた結果、唯一無二の文章力を手に入れたのではないかというところで、文章力がないことを嘆き、筆を置いてしまった作家のたまごたちは、崇高な文章を書くことにおいて、正解があるものだと思い、その正解に辿り着かなかったがゆえに、自分には物書きは向いていないのだと落胆してしまった結果、筆を置く結末を迎えることになったのかもしれないが、それは遠からず近からずの勘違いであって、国語の先生が一から文章力を指導しないことからも分かるように、文章力の良し悪しは主観的なものが強く、本当の意味で客観的にいい文章だと、万人が受け入れるようなものを書く絶対の術はないため、今回のこの途方もなく長い一文も、捉える人によっては文章力のある文章足りうる文章であるかもしれないと思うと、文章力を上げるためにあえて読み辛く駄文であろう長い文章を書くという目的が、駄文であろう長い文ではなく、文章力があり、名文足りえる文章を書いてしまったことで、逆説的に文章力があったことが判明し、この文章を書くことが文章力をつけるための文とは言えなくなるので、この文をかく意味失われるという、ある種の矛盾が生まれ、なんでこんな意味のない挑戦をしてしまったのだろうと心挫けそうになるが、当文章を書いている自分が思うに、既にこの文章はいい文章ではないと、自身の主観から、割と確信に近い自負があるため、悲しいことだが、まだ2000文字に辿り着くまで1000文字以上あるこの一文2000文字チャレンジを続ける意味は結局のところ担保され、既にへとへとの状態であれど、この恐らく駄文であろう一文をマラソンのランナーのように書き続けていかなければならないので、ここは趣向を変えて、先に述べた主観と客観について僕が好きな「クドリャフカの順番」の一説を句点がつかない程度に引用し、自分だけでなく、名作家の文章からこの文章を書に続けるかどうか問題を吟味しようと思うので、早速この文を読んでいる皆様に小説や漫画において、「誰の、どんな作品も、主観の名の下に等価(クドリャフカの順番 p357)」であり、「面白いかどうかは結局主観の問題で、合う合わないが結局本質的なんだっていう意見(クドリャフカの順番 p357)」とそれに対する「漫画以外の、音楽とか、小説には、普遍的な名作とか傑作って言われるものが存在している(クドリャフカの順番 p112)」という二つの考え方ついてこの文章を読む皆様にも共に考えて欲しいのだが、仮にこの長々しい文章を「誰の、どんな作品も、主観の名において等価」であり、「面白いかどうかは結局主観の問題で、合う合わないが結局本質的なんだって意見」に則って考えるのであれば、いつかこの文章も誰かの本質的であると見なされている、「主観」に引っ掛かり、それが仮に多数の人間の主観に何の間違いか引っかかったのであれば、この文章が文学界の著名人など崇高な文章力を持つとされてる方からしてどんなに駄文であろうが、どれだけ誤字脱字があろうがこの文は歴史に残る一文足りうる文へと昇華することなり、逆に「漫画以外の、音楽とか、小説には、普遍的な名作とか傑作って言われるものが存在している」という考え方に則って考えるのであれば、その普遍的な名作という誰が考えたのか基準か分からないが、誰もが納得するその基準に当てはまりさえすれば、たとえどれだけの人に拒絶されようとも、この文は歴史に残る一文たりえる文へと昇華されるので、どちらにせよ自身がどんなに駄文と思おうともあと200文字ちょっとで2000文字に到達するこの文を、自身の中にある文章力を存分に使い、文章を書き連ね、もはや文と呼べるかどうかすら怪しい上に、好きな著書の名文をそれなりに長く、かつ句点がぎりぎり入らない程度に引用したことを後悔しながらも、最後にこの文を諦めず最後まで読んでくださった辛抱強い皆様に感謝の意を込め、ありがとうございました、と締めさせて頂きます。


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